パスティス・ガスコンPastis Gascon

クルスタッド・オー・ポムCroustade aux Pommesのこと。紙のように薄く伸ばした生地に、アーモンドクリーム、リンゴを入れて焼く西南地方の名物です。

ジエール県オーシュが発祥といわれていますが、スペインに住んでいたアラブ人が伝えたという説もあります。当初はバターの代わりにガチョウの脂を使っていました。香りづけにアルマニャックを使います。クルスタッドの語源はプロヴァンス語crousto「殻、皮」から派生したcroustado。

「パスティス」、「トゥルティエール」とも呼ばれまする。ジモンの「ミディ・ピレネー・パティスリー」では、「パスティス・ガスコンPastis Gascon」と呼んでいました。


ジモンの「ミディ・ピレネー・パティスリー」で教えてもらった作り方

パスティスガスコン

●型の大きさ:直径21cm アルミパイ型

●材料:
<パート>
薄力粉      1kg
卵         3個
オイル      25g
水        450g
塩          5g
<ガルニチュール>
リンゴ       1kg (品種:ゴールデン)
アルマニャック 200g
グラニュー糖  250g

●作り方:
<パート>
① 全ての材料をグルテンが出るようによく混ぜ、乾燥しないように休ませておく。
(400gのパートで直径21cmが約1.5台分)

<ガルニチュール>
① リンゴを銀杏切りにし、グラニュー糖、アルマニャックをかけなじませておく。

●組み立て~焼成~仕上げ:
①休ませたパートを薄く伸ばす。(台の上に、布(水分を吸ってくれるよう)を敷き、指を使って少しずつひっぱるように伸ばす)
パスティスガスコン
② 薄い部分だけを残すように、周囲をはさみで切りとって取り除き、ドライヤーや扇風機を使用して、適度に乾かす(乾かし過ぎは、後の成形時に割れやすい)。
③ 表面にバターを塗り、グラニュー糖をふりかける。
④ アルミ型に生地をしく(1枚目は円形。後は扇状に4~5枚)。
⑤ ガルニチュールを薄くしき詰める(水分を適度に切りながら)。
⑥ 手のひら大に切りとったパートをふんわりとまとめながら、⑤の表面を覆っていく。
パスティスガスコン
⑦ 180℃のコンベクションオーブンで20~30分間焼成し、焼き上がったらアルマニャックを霧吹きで、ふりかけて仕上げる。(通常のオーブンは190℃)

※生地をしいていくときや、表面の成型時、グラニュー糖をふった方を常に上側にする。

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